・ストレスがある
通常、睡眠時は体をリラックスさせる休息モードの「副交感神経系」が優位になります。
しかし、ストレスは体を活動モードにする「交感神経」を優位にさせるため、自律神経のバランスを崩して、睡眠の質を下げてしまいます。

・寝室の環境が悪い
寝室が快眠できる環境でない場合、眠りが浅くなり夜中に目が覚めてしまうことがあります。

・病気が原因の場合も
睡眠時無呼吸症候群、夜間頻尿、またうつ病などが原因となっていることも。心当たりがあるのであれば、医療機関の受診をおすすめします。

・生活習慣の見直しとストレスへの対処
まずは起床時間を一定にしましょう。交代勤務やシフト制のお仕事の場合は「出勤の〇時間前に起床する」と決めておくことが良いかと思います。
就寝前の食事やアルコールも遅くとも寝る3時間前までにすましておきましょう。
また適度な運動や活動は快適な睡眠、ストレスの解消に有効です。

・寝室の環境を整える
快眠の環境3条件は「暗さ」「静けさ」「快適な温度」です。
就寝時の照明は最小限の明るさにしましょう。また夜中にトイレに行く方は、トイレの照明が明るいと眼が冴えてしまうこともありますので、明るすぎない照明が良いでしょう。
音も睡眠の妨げになります。入眠時に好みの音楽やさざ波などの音を聴くのは良いですが、オフタイマー使いましょう。
室温は夏場は25～26度、冬場は16度から19度、湿度を50％に保つと眠りやすくなります。

・副交感神経系を優位にする
リラックス効果の高いアロマオイルを焚くこともおすすめです。ラベンダーも良いですし、私の最近の入眠アロマはフランキンセンスです。こちらも深く落ち着く香りで、好みもありますがおすすめです。
また、夕方以降は目が冴えてしまうカフェインが入ったコーヒーや緑茶よりも、ホットミルクやハーブティーが良いでしょう。