脱がない靴下は眠りの助けにならない
目次
- 深く眠るには深部体温を下げる
- 靴下を履いたまま寝ると眠りの質の悪化につながる
1月も後半、冬も深まってきました。今年の冬は比較的暖かく、暖房器具の燃料の減りも、いつものこの時期に比べると遅いようです。とは言え、諏訪の朝晩は冷え込みますね。
足が冷たく「寝る時にも靴下を履いている」という方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
「靴下を履いて足を温める→靴下を脱いで熱放散し、深部体温を下げる→入眠」というかたちであれば心地良い睡眠の助けになります。
しかし、冷えで悩んでいて「靴下を履いたままで寝る」という方法は良くないかもしれません。
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深く眠るには深部体温を下げる
人間の深部体温は覚醒時は活動するために高くなり、睡眠時は臓器や脳、筋肉を休めるために低くなります。つまり、深部体温を意図的に下げることが入眠のしやすさや、熟睡につながります。
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靴下を履いたまま寝ると眠りの質の悪化につながる
靴下を履いたまま寝ると足からの「熱放散」が妨げられてしまいます。足から熱が逃げない状況は、「深部体温が下がりにくい」ことを意味し、「眠りの質の悪化」につながります。脱がない靴下は眠りの助けにならないということです。
寝る前まで靴下を履いて足を温めることも良いですが、ゆったりと入浴や足浴をしたり、寝る前にストレッチや足首を回したりして血流を良くするのがおすすめです。
また結局のところ、冷え性は根本的な生活習慣の改善が有効です。これについてはまた後日投稿します(*^^*)
清々しい明日のために快適な睡眠を🌙
あいらいふ 宮坂